鼓動 遺書 忘却

趣味とか日記とか

ブログはじめました

ブログ始めてみました。どう書けば良いかわからず筆がなかなか進みません。

 

最初の記事なので、何を書いていくかとか始めた理由とかを表明をしておこうと思います。結局飽きてブログ自体がこれっきりになる可能性もあるけれど。

 

まず書く内容は雑多になるつもりです。趣味のこととか、今考えていることとか、日記とか。誰かに読んでもらうためのものというよりも、自分のための日記として、残していこうかなあと思っています。

 

始めた理由ですが、これはとにかくたくさんあります。いつか見返した時に恥ずかしくなるかもしれないけれど、それでも理由を書き連ねておこうと思います。

 

一番大きな理由は、自分が今感じていることや考えていることを文字としてどこかに残しておきたかったということです。ちゃんとした言葉になっていない思考の魑魅魍魎がぐるぐると駆け巡るのが私の頭の中で、それが心地良い瞬間もあるけれど、やはりそれをしっかり言語化して書き記すことで、何か整理をしてみたいと思った次第です。実際、今こうやって書いているとなかなか思い通りに言葉が出てこないし、やりたい表現にならずに試行錯誤しています。

 

そしてその流れで、語彙力とか表現力とかをつけたい、ひいては言葉に堪能な知性のある人になりたいというのもあります。音楽を聴くのが趣味なのですが、特に歌詞に注目して聴くのが好きなジャンルがあるのです(メロディとか雰囲気しか聴かないような曲も沢山ありますが…)。彼らの歌詞とかを歌詞カードで読んだりとか、あとは最近本を読むようになって、文豪たちの言い回しとか詩人の表現とかを読むと、感嘆とともに自分も使いこなせるようになりたいと思うわけです。

 

 

また始めた別の理由としてもう一つ大きいものがあります。長くなるのですが、簡単に言ってしまうと、自分が生きた証を匿名のどこかに残しておきたいという欲求です。

 

例えば私の本名をGoogle検索しても、姓名診断くらいしか出てきません。これまで何か賞を取ったとか部活で大会に出たとか、そういったことをしてこなかったのです。

こういう言い方をすると、残したかったかのように思われるかもしれないけれど、むしろその逆で、なにも残っていないことに安心というか喜びを感じるのです。そして、この先も私の名前はなにも残らないでほしいのです。

 

ただし私が残した言葉とか考えは、どこかに残しておきたいのです。わがままですね。でも、このデジタルタトゥーとして、未熟な頭で懸命に考えたちっぽけな考えを残したい、遺したいのです。

ブログタイトルはこれを基に考えました。生きている事実としての鼓動、今の思考や感情を記すという意味での遺書、そして名前を残さずに忘れ去られることへの欲求という点での忘却。どの言葉も好きなバンドの曲名から拝借しました。

意味を解説するなんでダサいかもしれないけれど、いつかの自分がこのブログタイトルにした理由を忘れてしまうかもしれないから。このブログタイトルがダサいと思うようになっている将来の自分は、きっと今よりもずっと成長したということなのでしょう。

 

 

先日蔦屋書店でぶらぶらと物色していると、ある本を見つけました。「才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか」KISSのフロントマン、ジーンシモンズ著だそうです。

 

軽く調べてみると27クラブなる、27歳で亡くなったアーティストの括りがあるそうです。私が知っていたのは、ジミ・ヘンドリックス、ジャニスジョプリン、カートコバーン、バスキア、ティムバックリー、ジェフバックリーあたりだけでしたが…

若くして亡くなったアーティストとしては、33歳で亡くなったX JAPANのギタリスト、hideなども挙げられます。私は今21歳で、hideは私が生まれるよりも前に亡くなっています。それにも関わらず、あるいはそれだからこそなのかもしれませんが、hideが残した曲を聴いて、今の私がファンになっている、というのはなんだか不思議な感覚になります。

 

若くしての死、というものが彼らを伝説にした、という因果関係があるのかもしれないけれど、それを抜きにしても、彼らは伝説になれるほどの何かを作ってからこの世を去っている。別に死を肯定するつもりも、自殺をするつもりもありません。ただ、27歳というと私にはあと6年ほどしかありません。果たして6年で何かを残せるか、あるいは見通しが立てられるか、その挑戦というか抗いの中で、このブログが少し役立ってほしいと願ったり願わなかったり。

 

長くなりましたが、ブログを始めた理由はこんな感じです。表明への躊躇いや恥じらいはありますが、残したいという気持ちを大切にしていきたいと、そう思うのです。これから何を書くことになるのか、私も楽しみです。ではまた別の記事で。